麻雀格闘倶楽部SPとセガNET麻雀MJ
アーケード版の麻雀格闘倶楽部やMJをプレーしていてこう思ったことはないでしょうか!?
「ゲーセンに行くのめんどくさい」
・・・と。
スマホやタブレットで自宅や外出先で手軽に打ちたいと思ったことはないでしょうか。手軽に打てる麻雀アプリは多数ありますが正直どれが面白いのか、どれをインストールしたらいいのか迷うものです。そんなとき失敗しないためには有名なタイトルを選ぶことが重要かと思います。
実は、麻雀格闘倶楽部もMJもスマホやタブレットでプレーできる、ios版やアンドロイド版がリリースされています。ここではそんなios版、アンドロイド版の麻雀格闘倶楽部とMJについて語っていきたいと思います。
麻雀格闘倶楽部SP
よく勘違いされる方がいますが、麻雀格闘倶楽部ZEROと麻雀格闘倶楽部SPは別物です。前者がアーケード版であるのに対して、後者はスマホやタブレットでプレーするものです。
ちょっと画像を用意することができませんでしたが、麻雀格闘倶楽部SPの対局画面はひと昔前の麻雀格闘倶楽部を彷彿させます。
コアなユーザー様には分かるかと思いますが、麻雀格闘倶楽部5〜6の頃を思い出します。しかし満貫以上あがり時の雷エフェクト、黄龍オーブのやりとりなど、楽しい要素は健在です。
モードはお馴染みの東風戦、半荘戦、三麻。さらにDORA麻雀ではお馴染みですが、アーケード版にはない一局麻雀があります。この一局麻雀がなかなかクセになります。「ただの運でしょ」と言ってしまえばそれまでなんですが、じっくり相手の牌の手出しツモ切りを見ていると、狙いの手役が分かってきます。狙いの手役が分かってくると、大体の待ちが絞れます。相手の危険牌を打たずに自分の手役構想をしあがりを目指す。オーラスのあがりトップの場面に非常に強くなれます(ような気
がします笑)
まあツモられたらそこで試合終了なんですが・・・
さすがに一局の結果だけでオーブが移動するのは酷なので、移動は勝ち星のみみたいです。
スマホ版だと画面が小さいため、間違えて切りたい牌の隣を切ってしまうのではないか?と思われるかもしれませんが、酒を飲みながら打っている私でも切り間違えたことがないので、その点は心配ないかと思います。
プレー料金について
アプリ自体のダウンロードは無料ですが、プレーにはゲーム内通貨のMGが必要になります。(MGがなければ、雀石というアイテムに課金してMGに変換する必要があるようです)
このMGですが、初回登録ボーナスとして1000MG、1日1回のログインボーナスで100MGもらえます。オンラインでの対局では東風、三麻で250MG、半荘で375MG消費します。では3〜4対局打ったら課金しなければならないのかといえば、そうではありません。
どのモードの対局でも優良評価点というものが設定されており(モードにより違いますが、点棒で原点+10000点程度上乗せすれば優良評価点です)、この点数を上回って対局終了するとMGが増えます。これは対局で1位ならほぼ達成可能な点数です。1位をとればほぼ確実にMGが増えていきます。
また対局終了時の点棒がMGに変換され戻ってくるので、トビ終了でない限り最初に払った250〜375MGを消費することはありません。
腕に自信のある方は、ほぼ永久的に課金無しでプレーすることが可能です。
アーケード連動設定
すでにアーケード版でKONAMI IDを登録している方なら、麻雀格闘倶楽部SP開始時にKONAMI IDでログインした方が得です。
初回ログインボーナス250MGとアーケード版で1対局するたびに50〜100MGが貰えます。これはゲーセンでの対局だけでなくクラウドでの対局もカウントされます。
私は、アーケード版がメインでSPは暇つぶし程度に打つだけなので1度も課金したことがありません。それどころかMGが増えすぎて使いきれない状態です。
アーケード版も麻雀格闘倶楽部SPも打つという方なら、ぜひアーケード連動設定はしましょう。
ただし、どれほど麻雀格闘倶楽部SPを打っても、アーケード版への恩恵はないみたいです。
逆に麻雀格闘倶楽部SPがメインでアーケード版が暇つぶしという方にはとてもうれしい要素ではないでしょうか。
麻雀格闘倶楽部SP最大のウリ
これは決してKONAMIがウリにしているわけではなく、私個人が思っていることなので話半分で見てください。
まずSPには真龍の要素がありません。そしてパセリ競馬やプロ雀士十番勝負といったコンテンツもありません。つまり黄龍オーブこそが最も重要であり、ほぼ対局以外では増やせません。このシステムは麻雀格闘倶楽部全盛期だった麻雀格闘倶楽部3〜5あたりを思い出させます。
本家であるアーケード版麻雀格闘倶楽部の現状は、対局で負け続けてもどんどん黄龍オーブが増えていくため、黄龍オーブ自体に価値はほとんどありません。
それゆえに黄龍だけでの対局時はただの消化試合程度に考えている方も少なくありません。せっかくお金を払っているのに1人のプレーヤーの暴牌でトップをほぼ確定させてしまうような対局を何度も経験してきました。
対して麻雀格闘倶楽部SPでは、黄龍オーブの価値が非常に高いうえ、ご丁寧にも黄龍専用卓まで用意されています。この黄龍専用卓、アーケード版麻雀格闘倶楽部に例えると、常に全員真龍での対局くらいの緊張感です。
私は現在黄龍レベル3で、何度も打ちましたが皆かなりガチで打っている印象を受けました。マジで昔のアーケード版みたいなアツい黄龍オーブのやりとりができますよ。どこでも打てるという強みもありますし(私はスマホで打っているので1対局で目が疲れて長くは打てませんが・・・えへっ)
パセリ導入で対局がつまらなくなり、アーケード版を引退したなんて方にはかなりお勧めです。
セガNET麻雀MJ
アーケード版が「セガネットワーク対戦麻雀MJ5R−EVO」でios版やAndroid版、PC版が「セガNET麻雀MJ」です。両者は別物でアーケード版で打った成績がスマホ版に反映されることもなければ、スマホ版で打った成績がアーケード版に反映されることもありません。(ios版、Android版、PC版に特に違いはありません。)
このセガNET麻雀MJですが完成度はかなりのものです。アーケード版でお馴染みの実況もありますし、グラフィックもまんまアーケード版って感じです。これはもうスマホやタブレットで気軽に打てるのでゲームセンターに行く必要あるのか?とさえ思ってしまうほどです。ただ雀荘モードやチーム内対戦などはなく、Freeモードと公式モードの大きく分けて2種類があります。
プレー料金について
アプリ自体のダウンロードは無料です。ゲームをプレーするにはゲーム内通貨のMJチップかGOLDが必要です。Freeモードはその名の通り完全無料で何回でも打てます。成績次第でMJチップが手に入りますが、段位が初段までしかあがりません。初段以上に昇格したい場合は公式モードを打つ必要があります。
公式モードを打つ場合にMJチップやGOLDが必要になります。MJチップは無料で入手できるのですが、無限に入手できるものではありません。またGOLDは課金でしか入手できません。
東風や三麻では1ゲームで場代としてMJチップ60GかGOLD60Gが必要です。半荘は120G。(卓によって違うかと思いますが基本はこのレートです。)
GOLDの料金ですがGOLD1000Gで1000円。GOLD12000Gで10000円。といった具合です。
100円1クレのアーケード版よりは割安で楽しむことができますね。またアーケード版と同様トップなら場代はかかりません。(実質無料です。)
また公式モードにはトーナメントモードがありますが、エントリーにはMJチップやGOLDではなくトーナメントエントリー券が必要です。このトーナメントエントリー券の入手にもGOLDが必要です。
アバターに関して
手牌やツモ牌には一切関係はないですがやはりアバターは人とは被らないようにしたいものです。セガNET麻雀MJでは、無料で手に入るアバターもありますが多くはガチャを回したりショップで購入する必要があります。このガチャとショップ購入でGOLDが必要になってきます。アーケード版と違いオークションがないので他プレーヤーから安く買うということができません。
アーケード連動設定
アプリ版セガNET麻雀MJのMYデータからアーケード連動を選び、連動コードをメモします。これをアーケード版MJ5R−EVOの筐体で入力するとアーケード連動設定が完了します。
アーケード連動設定をしておくといろいろな恩恵があります。
- アーケード版MJ5R−EVOを1回でもプレーすれば翌月にセガNET麻雀MJで使えるMJチップ300Gが貰えます。
※1対局ごとに300Gではありません。ひと月に何回プレーしても貰えるのは翌月に300Gです。
- マイルが貯まる
※アプリ版で会員ランクを上げるのに必要なマイルがアーケード版を1対局するたびに貯まります。
- セガNET麻雀MJの段位をMJ5R−EVOに引き継げる
※アプリ版のデータをアーケード版に引き継げます。しかしアーケード版の段位の方が高いと引き継ぎできません。また5段以上の段位は引き継げないようです。
麻雀格闘倶楽部SPとセガNET麻雀MJ総評
麻雀格闘倶楽部SPは、すでにアーケード版をある程度プレーしている方であればあまり必要性が感じられません。わざわざゲームセンターに行かなくても麻雀格闘倶楽部が打てるというメリットはクラウドでプレーしても享受できるからです。しかし、お金を全くかけずに麻雀格闘倶楽部を遊びたいのであればアプリ版でもよいかと思います。
結局アーケード版とアプリ版の違いは、打ちたいときに打てるけどお金がかかるか、打ちたいときに打てないけど無料の違いではないでしょうか。(まあ真龍の要素がないとか黄龍レベルが99までしかないとかシステム面での違いは多々ありますが・・・)
アーケード版をプレーしたことがないという方であれば、下手な麻雀アプリを打つよりも麻雀格闘倶楽部SPを打つのが無難かと思います。
一方MJのアプリ版は課金が前提といってもよいでしょう。どんなに勝とうが負けようが無料のFreeモードはありますが、やはり段位があがらないとつまらないし、初期のアバターでは満足できなくなってきます。そうなるとGOLD購入が必須になってきます。
MJにはクラウドがありませんので、すでにアーケード版をプレーしている方にとってもどこでも打てるというメリットは強烈です。同じ課金するならアプリ版に課金したほうが良いかと私は思います。(雀荘モードやオークションなど一部のモードや機能がないという違いはありますが)
結論
麻雀格闘倶楽部SPとセガNET麻雀MJの結局どちらを選べばいいのか?お金をあまりかけたくない、もしくは無課金であれば麻雀格闘倶楽部SP、課金上等であればセガNET麻雀MJ!(ただしどちらも極限までやり込もうと思ったらそれなりにかかるかと思います。)
あまり参考にならなくてすいません・・・・