三麻攻略〜勝ち組への3箇条〜
<2016 2月現在の私の戦績>
現在2400戦ほど打ってこの戦績なので、この先を読み進めるかどうかは閲覧者様の判断にお任せします。数万戦打って勝率4割、トップラスの差10%以上のプレーヤーさんもゴロゴロいらっしゃいますので・・・
「雑魚が語るな」という方は回れ右!!!
「雑魚にアドバイスくれてやんよ」って方のみ先にお進みください。
三麻の性質
4人打ちとは勝手が違います。
2〜8萬を除いた27種108枚の牌を使います。27種の牌を3人でツモっていくため有効牌の引き方が4人打ちの比ではありません。カンチャンだろうがペンチャンだろうがすんなり引いてしまうこともよくあります。高い手を狙ってすんなりあがれてしまうこともあります。そんなツモの良さから3人ノーテンの流局はまれで、ほぼ毎局誰かがあがったり、テンパイしていたりします。自分があがらなければ他家にあがられるそんな世界です。
@守ってばかりじゃ勝てない、あがることが重要
三麻で重要なのがあがりまでのスピードです。自分があがってしまえば相手のあがりを潰すことができ、結果的にそれは放銃を回避することに繋がるからです。
4メンツ1雀頭の候補が揃っているなら、役牌なんかは迷わず1鳴きです。まだ3メンツ1雀頭しか候補が決まってない場合も私なら1鳴きします。
とはいえ毎回そう都合よく先手をとれるわけではありません。相手に先手を取られることもよくあります(むしろこのパターンの方が多い?)。相手の早い巡目のリーチならオリても三麻の性質上ほとんどツモられます。
もちろん「全局あがりにいけ」というわけではないですが、毎回先手を取られたらベタオリでは勝てません。基本的にはベタオリせず安全そうな牌でまわります。回し打ちしてもテンパイ〜あがりへ結びつくことも三麻ではザラにあります。自分の手が高い手の1シャンテンなら無筋でも2〜3牌くらいは押します。ただ1000点、2000点の手で押して満貫以上放銃ではリスクとリターンが釣り合ってません。無筋押しは自分の手と相談しながらということになります。
あくまで自分の手牌だけを見た押し引きであって、南場での着順や点差によってはこの限りでないです。あわせて着順と点差の意識もご覧ください。
3人麻雀ですから、全員がスピード重視で打った場合3回に2回は相手に先手を取られます。放銃は避けたいところですが、守ってばかりではツモでどんどん点数は削られていきます。プロや強者は先手を取られた時の対応がうまいのではないかと思います。どういうときに押し、どういうときに引くか、ある程度自分の中で押し引きの基準を決めておきましょう。うまくいかなければ少しずつ修正していけばいいのです。
逆に自分が先制リーチをする場合は、値段よりも待ち重視です。極力、両面か多面待ちが望ましいです。というのも、4人打ちと違って先制リーチしたからといって、一人旅になることは稀だからです。大体追いかけリーチが入ります。リーチのめくり合いになったときに、カンチャン待ちやペンチャン待ちでは不利です。あがれないどころか放銃の危険性もあります。なるべくリーチするなら両面か多面待ちがいいです。
両面テンパイや多面待ちのテンパイなら即リーチでよいかと思います。
他家がリーチしている状態でもやはり即リーチです。
A着順と点差の意識
私の主観ですが三麻は倍満までなら頻出すると思っています。雀朋倶楽部の雀友ニュースを見ても1日で4〜5回倍満をあがっている方もいます。
子で倍満をツモあがると8000オールで24000点差になります。
オーラス、自分がトップ目で2着の子と24100点差以上あればほぼセーフティーリードと考えます。2着目のリーチにはベタオリでもいい局面です。
三麻を打つにあたって目的はトップを取ることですから、オーラスでトップなら2着以下と点差はあればあるほどいいし、逆にトップを追いかける立場なら点差はなければないほどいいです。24100点差とは1つの目安で絶対ではないですが、トップならオーラスまでに、2着以下とこの点差以上つけることを目標にしましょう。
東場からこの点差を意識することはありません。東場では親に連荘されないように親落としを最重要視します。
例えば東1局で親満を3回あがられたとしましょう。6000オールで18000点の差。×3で54000点の差+積み棒。
ちょっと極端な例かもしれませんが、この点差を逆転するのはかなり厳しいところです。多くの方は2着狙いに切り替えるのではないでしょうか。こういった最悪な展開を避けるためにも東場は親落としをメインに打ちます。自分が親なら親を落とされないように連荘していくだけです。
南場に入れば、トップ目からラス目にそれなりの点差が開いているかと思います。ここからが本格的に着順と点差を意識していくべきです。トップ目なら点差をさらに広げるように、ラス目なら点差を縮めるor逆転できるような打ち方をしていきます。東場ならまだしも南場での高い手への放銃は痛いです。点差次第ではありますがベタオリで次局以降に賭けるのもやむをえないです。とにかくオーラスで少しでも有利な点差になるように、押すか引くか決めていきます。
それでもトップに届きそうな点差でないときだってあります。その場合は2着狙いです。2着とラスでは大違いです。2着ではオーブ、地域貢献ポイントの変動がありませんが、ラスだとどちらもマイナスです。次対局以降でトップを取って初めてマイナスが帳消しになります。ですからトップが無理でも腐らず2着を狙っていきましょう。
Bメンタル面
三麻の場合は特にメンタルが強くないとやってられません。東1局3巡目、両面先制リーチが全然ツモれず、10巡目相手の追いかけリーチに一発放銃。
よくあることですね。しかしこんなのは自分は悪くありません。私なら東1局の両面先制リーチなら例外なくリーチです。あがれなかったのはリーチしたから?ダマならあがれていたかも・・・なんて弱気になってはいけません。
とにかく両面待ち以上で先手が取れたらリーチ一択です。例え放銃に終わってもKONAMIのせいにしましょう。
満貫や跳満、またはそれ以上の値段でダマであがれる形。他家にとくに動きがない場合どうしますか?
1.リーチ
2.ダマ
これ以外の選択はないと思いますが、リーチなら特に問題はないです。
しかしダマの場合は他家がリーチしてきた場合も考慮しなければなりません。
1.追いかけリーチ
2.そのままダマ
3.オリ
そもそもダマだったのは他家からのロンあがり狙いだったからですよね。ならば他家がリーチしたら当然追いかけリーチすべきです。
2のそのままダマや、3のオリを選択するのは、いかがなものかと思います。やはりここは1の追いかけリーチ一択ではないでしょうか?結果放銃に終わっても押すべき局面で押したなら、それは仕方のないことだとさらっと水に流しましょう。
三麻なんて理不尽なことの連続です。失敗の度に反省していてはキリがありません。真に反省すべきは、リーチしていないのに放銃したときとテンパイしていないのに放銃したとき、くらいなものです。運の要素が強いものだと思って、本来押すべき局面でひよらないようにしましょう。
三麻究極攻略まとめ
まとめると、こうなるっす
手作りはスピード重視!あがられる前にあがってしまう。
中盤〜終盤にかけては着順を意識した手作りを。放銃は極力避けたい
例え、うまくいかなくてもブレない打牌を